静粛に、只今統計勉強中

仕事でデータ分析をすることになったバリバリ文系アラフィフのおっさんが、独学で統計の勉強を始めました。

『マンガでわかる統計学入門』を読み返してみたの続き ~なぜ帰無仮説を<採択>してしまうのか~

前回紹介した『マンガでわかる統計学入門』、用語の確かさがとても気に入っているのですが、一点だけ見過ごせない間違いがあります。いや、単純に「間違い」と言ってしまっていいのか、頭を捻ってしまう問題が。

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『マンガでわかる統計学入門』を読み返してみた

ここしばらく背伸びをして多変量解析に首を突っ込んでいましたが、数理に疎いのは相変わらずです。
そこで、初心に戻って『マンガでわかる統計学入門』を読み返してみました。 

マンガでわかる統計学入門

マンガでわかる統計学入門

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『マンガでわかる統計学 回帰分析編』に従って単回帰分析の手順を追ってみた1 ~回帰係数のF検定~

前回紹介した『マンガでわかる統計学 回帰分析編』では、回帰分析の手順には以下の6つのステップがある、と説明されます。

  1. そもそも回帰式を求める意義があるかどうかを検討するために、説明変数と目的変数の点グラフ(引用者註:散布図のこと)を描く。
  2. 回帰式を求める。
  3. 回帰式の精度を確認する。
  4. 「回帰係数の検定」を行う。
  5. 母回帰Ax + B を推定する
  6. 予測する。

『マンガでわかる統計学 回帰分析編』高橋信,井上いろは,トレンドプロオーム社62,94ページ

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『マンガでわかる統計学 回帰分析編』を読み返してみた

名著『マンガでわかる統計学』のシリーズ第2弾は、順当というべきでしょう、回帰分析編となりました。ただし、多くの入門書が重回帰分析までとしているところ、この本ではロジスティック回帰分析まで取り上げられており、さすがと言わざるを得ません。

マンガでわかる統計学 回帰分析編

マンガでわかる統計学 回帰分析編

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Excel VBAでケンドールの順位相関係数を求める関数を作ってみた

『マンガ統計学入門』を読んでいたら、こんな一文が目に留まりました。

ケンドールの {τ} は、スピアマンの {ρ}よりもサイズが大きい標本に対してよく使用されます。*1
『マンガ統計学入門』アイリーン・マグネロ,ボリン・V・ルーン(講談社)158ページ

マンガ 統計学入門―学びたい人のための最短コース (ブルーバックス)

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*1:ちなみに、{τ} は「タウ」、{ρ} は「ロー」と読みます。

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