2017-01-01から1年間の記事一覧
Excel VBAで偏相関係数を求める関数を作ってみた2 - 静粛に、只今統計勉強中で4変数以上の偏相関係数の計算方法がわかったので、さっそくユーザー定義関数を作りました。
変数が4つ以上のときの偏相関係数の求め方は? 変数3つのときは超簡単だったので、すぐに計算式が見つかると思ったら、これが予想外に難儀しました。
『統計学がわかる【回帰分析・因子分析編】』の第5章には、偏相関係数の解説があります。偏相関係数は、多変量解析、すなわち変数が3つ以上の関係を分析しようとした途端に現れる難物、疑似相関、多重共線性、間接効果を把握する上で避けて通れない統計量…
エクセルExcelの分析ツールならあっという間に相関行列が作れることがわかりましたが、何と言うかさっぱりし過ぎてるんですね。 エクセル統計ほどの充実ぶりは無理としても(タダだし)、せめて無相関検定くらいはしてくれてもいいのに。
前回紹介した『統計学がわかる【回帰分析・因子分析編】』の第7章に相関行列の解説があります。その中ではCORREL関数を行列の全セルに入力&コピペする方法が示されていましたが、例題の変数が21個もあって、かなり手間がかかります。 そこで目を付けたのが…
前回いろいろ書いてしまいましたが、『統計学がわかる』シリーズは『マンガでわかる統計学』の次のステップとして、わりとお薦めです。
『統計学がわかる【回帰分析・因子分析編】』*1を読んでいて、気になる点がありました。何が気になったのか?第3章 その相関係数に意味はあるのか?→無相関検定で使われているデータが、です。 統計学がわかる 【回帰分析・因子分析編】 (ファーストブック)…
前回紹介した『マンガでわかる統計学』で解説されている2変数間の関連の度合いを測る統計量のうち、相関比はまだユーザー定義関数を作成していませんでした。理由は、私がそれを必要としていなかったからですが、せっかくなので作ってみました。
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前々回参考にさせていただいたサイトにこうありました。 なお数式どおりに手続きを踏むのが面倒な場合,いずれのケースも順位づけした後,PearsonまたはCorrel関数でより簡素な手続きに代えることも可能です。 BDAstyle というわけで、おまけでワークシート…
ここまで3回に渡って更新してきたスピアマンの順位相関係数もこれで最後です。コードの全文を記載します。*1 *1:2017/12/23 コード個所をpre記法に直しました
クロス表の調整済み標準化残差を求める関数を作った際は数理にアプローチしてみたわけですが、あえなく挫折してしまいました。そこで、いつかわかりやすい参考文献に出会うまで数理への挑戦は保留にして、当面は与えられた数式を間違わずに使えること(これ…
散布図を作って分析っぽいことをしていると、割とすぐ壁にぶつかります。
エクセルExcel で単純集計から脱し、分析っぽいことを始める段階って、前回まで取り上げたクロス表の他に、散布図を使い出したりしませんか?ていうか私がそうでした。
前回、以下の表についてカイ二乗検定を行い、クラメールのVを計算して、学年と満足度の間には何らかの関連があるらしいことがわかりました。*1しかし、具体的にどのような関連があるのでしょうか? *1:くどいようですが、データは架空のものです。
今回は、カイ二乗検定とセットで説明されることが多いクラメールのVに挑戦してみます。 クラメールのVは連関係数とも独立係数とも呼ばれ、縦・横の2変数間の関連の度合いを表すことができるようです。0≦V≦1で、1に近づくほど関連が大きい由。
前回はCHITEST の改良版に挑戦しましたが、エクセルExcelにはカイ二乗値そのものを返す関数CHIINV (2010以降は CHISQ.INV.RT も)もあります。 カイ2乗値を求める計算式は、概念的には と表されるわけですが、エクセルExcelのCHIINV は、なんとカイ二乗分…
エクセルExcelでクロス表(i×j表)のカイ二乗検定をしようとすると、元の表の他に「期待値の表」を作らなくてはなりません。例えば、以下のような(架空の)集計データがあったとき、 ぱっと見なんとなく女性の方が満足度が高そうに見えますが、果たして統計…