auからJ:COM MOBILE(モバイル)のデータSIMに乗り換えてみた2
この夏、ようやく2年縛り(誰でも割*1)の契約更新月が来たので、auを解約してJCOMモバイルのデータSIMに乗り換えました。その顛末について書いています。
前回は、JCOMに申し込んでから SIMカードが届くまでをまとめました。
今回は、以下のことについて書きます。
SIMロック解除
これは、JCOMに申込みをしてからSIMカードが届くまでの間に済ませておきました。
今更私が言うまでもありませんが、パソコンまたはスマホから My au のサイトで手続きしたほうが断然お得だし、楽ですね。*1
auショップに行って手続きすると3,000円(税抜)もかかってしまいます。
端末の動作確認
LGV32へのSIMカードの取り付け方は以下の動画が詳しいです。
【isai vivid LGV32】au Nano IC Cardを取り付ける | au動画ガイド
au → jcom のSIMに取り替えて、電源ON!
起動はまったく問題なし。
起動後のホーム画面は、auのSIMが挿っていたときと何も変わりません。
次はデータ通信の設定ですが、SIMに同梱されていた「J:COM MOBILE設定のご案内」を見ながらやれば、簡単でした。
ざっくり、
Wi-Fiをオフ → データ通信を有効にする → アクセスポイントにjcommobileを追加
という流れです。
試しに、ホーム画面のGoogle検索バーに適当な文字を打ち込んで検索してみると、普通に検索結果が表示されました。 4G通信も問題ないようです。
ただし、当然のことながら、ezwebのメールとauのアプリは一切使えませんでした。
メールはGmailに一本化ですね。
私が使っている端末(isai LGV32)はJCOMでは動作未確認でしたが、JCOMモバイルのデータSIMでも普通に使えることがわかりました。
新しい端末を買わずに済んでよかったです。
IP-Phone SMARTに申し込む
今回、私は音声通話なしのSIMを選択しましたので、このままでは電話の発着信ができません。ではどうするかというと、IP電話を使います。具体的には、
スマホ同士 | LINEの無料通話 |
固定電話への発信 | Skypeの無料通話(月60分/office365サービスに付帯) |
固定電話からの着信 | IP-Phone SMARTで割り当てられた050番号 |
という構成で、基本料を含む電話料金を0円にしてしまおうという算段です。
このうち、 固定電話からの着信にSkypeを使わないのは、Skypeだと、050番号に基本料金がかかってしまうからです。
というわけで、
こちらのサイトで手続きを済ませ、端末にSMARTalkをインストールしました。
IP電話のデメリット
基本料+通話料が格安で、場合によっては0円も可能なIP電話ですが、もちろんいい事ずくめではなく、デメリットもあります。
最大のデメリットは、緊急電話番号(110番・119番)に掛けられないことです。
これまでの人生で、私はどちらにも電話したことはありませんが、なにしろ不測の事態はいつ起こるかわからないから不測の事態なのです。これから先も掛けないという保証はありません。
が、私は以下の対策でどうにかしようと思っています。
- 最寄りの公衆電話を探す
NTTの 公衆電話 設置場所検索 を利用して公衆電話を探し、近くにあればそこから掛けます。 - 周りの人に助けを求める
電話を貸してもらうか、あるいは緊急番号に電話してもらうか。気は引けますが、いざとなったら、お願いするしかないでしょう。 - 自宅・友人に電話して助けを求める
1も2もダメなときの最終手段です。居場所とか状況を伝えて、緊急番号に電話してもらいます。
スマホから直接、警察や消防に電話するのに比べると甚だ心もとないですが、携帯電話がなかった時代に比べればなんぼかマシ、と割り切ります。
フリーダイヤル(0120)にもかけられませんが、これは自宅の固定電話を使います。
あと、ちょっと困るのがSkypeからの発信が相手先の固定電話で「表示圏外」になってしまうことです。ナンバーディスプレイを利用しているお宅に電話をかけたときは、怪しすぎるので取ってもらえないかもしれません。
そんなときは、少々お金はかかりますが、SMARTalkからかけようと思っています。