Excel VBAで一般的なレポート向けのヒストグラムを出力する実行プログラムを作ってみた2
前回、EXCEL2016から導入された新グラフのヒストグラムが、資料に載せるにはイマイチ体裁が良くない、というお話をさせていただきました。
では、ずっと以前のバージョンから使える、分析ツールのヒストグラムならどうでしょうか?
分析ツールは、[データ]タブにあります。
フォームから[ヒストグラム]を選択して、【OK】をクリックし、
入力範囲と出力先を指定して、[グラフ作成]にチェック→【OK】をクリックすると、
こんなん出ました。
度数分布表が自動で作成されるのは気が利いてますが、ヒストグラムがExcel2016の新グラフより一段とかっこ悪いです。
データ区間がえらいことになってますが、これは、
こんなふうに、あらかじめ階級の上限値をワークシート上に入力し、フォームでデータ区間も指定すれば、
いちおう、解決します。でも、いちいち区間を入力とかメンドクサイし、このカッコ悪さもいかんともしがたいですね。
また、分析ツールのヒストグラムも、区間がExcel2016の新グラフと同様に右閉半開になっているので、この点でも採用基準から外れます。
というわけで、エクセルExcel標準の機能では要求を満たせない、という結論になりました。
例によって自分で作るしかない!